親バカでいい 第15話
16、「親の失敗談を話してみる」 小学校低学年の息子に訊かれます。「パパはテストで0点を取ったことがある?」僕は答えます。「あるよ」ちょっと驚いた顔の息子が続けます。「へえ〜、あるんだ。何年生のとき?」「高校2年生のとき。生物で0点を取ったよ」「それでどうだった?」「どう...
親バカでいい 第14話
15、「見上げてごらん、夜の星を」 娘がまだ小さかった頃、良く自宅のマンションのベランダにマットを敷いて寝そべり、二人で夜の空を眺めたものでした。僕の子どもの頃の夢も良く話しました。娘の小学校での出来事なども良く聞きました。天気の良い夜など本当に最高のシチュエーションです...
親バカでいい 第13話
14、「親の子どもの頃の夢を子どもに話してみる」 先日、子どもたちを連れて、僕が小学生高学年の頃に学校から帰ってくると毎日のように通った洗足池のグランドに行きました。そして、「パパはその頃、ひたすら長嶋茂雄さんのようなプロ野球選手を夢見て、毎日のようにここで野球をやってい...
親バカでいい 第12話
13、「子どもの立場になって、子どもの真意を知る」 子どもの立場になり、その子の視線で物事を考え、それによってその子の真意を知り、大人としてきちんと対処出来れば、親バカとしてこれ以上の素敵な親はいません。そのためには、親として常に鍛錬が必要です。鍛錬には、何と言っても、突...
親バカでいい 第11話
12、「子どもの目線で話をする」 これは、エルヴィス・プレスリーが間接的に教えてくれたことでした。エルヴィスは意外にも子どもが似合うアーティストで、事実、彼が主演した映画には、そんな子どもが似合うシーンがいくつもの映画に登場しています。1957年の「さまよう青春」に始まり...
親バカでいい 第10話
11、「客観的に見ることを子どもから学ぶ」 僕は人前でエンタテインすることを生業としています。そして恥ずかしながら、15年位前に、自分のステージを客観的に見ることが、より魅力あるステージを作る上で大切だということに初めて気付いたのでした。自分が客でステージを見たら、こういっ...
親バカでいい 第9話
10、「親子間での思いやりのキャッチボール」 ある日の夕方、大手ファストフードでハンバーガーを食べているとき、隣に座った母親と娘。娘さんは、小学校1年生くらいでしょうか。隣にいますから、二人の会話が聞こえてきます。 「○○ちゃん、そんなにポテトを食べちゃったから、もう夜...
親バカでいい 第8話
9、「色々な仕事がある」 保護司をしている時に、就労に苦労する子どもたちを見て始めたのが「キャッチボール」(2009年11月から述べ23回開催)というトークイベントでした。毎月1回、地元にある子どもが集うスペースを借りて、開催していました。毎回、様々な職種の方をゲストに招...
親バカでいい 第7話
8、「我が子はいつまでも我が子」 バツイチの僕には、前妻と離婚した時、2歳になる息子がいました。息子とは会わないことを約束に離婚しました。が、息子には会いたい。でも会えない。僕はお袋の名前で、毎年正月にはお年玉、子どもの日と誕生日とクリスマスにはプレゼントを贈りました。 ...
親バカでいい 第6話
7、「子は鎹(かすがい)」 娘がまだ小さい頃、確か3歳位。些細な事から夫婦喧嘩となり、日頃溜まっているお互いの鬱憤が一気に爆発したことがありました。そうなると互いの罵り合いです。嫁さんが鞄に荷物をまとめ始め、ヤバイなと思いながらも、僕も意地から止めることが出来ず、出て行く...