親バカでいい 第22話
23、「ハワイの夕陽だけが綺麗というわけではない」 皆さんは、ハワイの沈みゆく夕陽を見たことがありますか?綺麗なんてものじゃありません。 ワイキキの浜辺で、海の上にポッカリと浮かぶデッカい満月を見たことがありますか?水面がその月明りでユラユラと揺れていて、それはもう生きていて本当に良かったと実感出来る光景です。 でも、実は何もハワイに行かなくても、この自然の美しさは皆さんが住んでる家のそばで見ることが出来るのです。ただそれに気がつかない、気づこうとしなかっただけなんです。 ビルの谷間から、丘の上の公園から、車や電車の車窓から、夕陽やお月様が見えたら、迷わず、心の中で思いっきり叫びましょう。「うわあ、なんて綺麗なんだ!」って。 子育てもまさに一緒です。 テレビに出ている著名な子どもや天才と称されるスポーツ万能な子どもたちだけが凄いわけではないのです。輝いているわけでもないのです。ご自身のお子さんにもその輝きは間違いなく存在しているのです。まだ原石のままならプロデューサーとして輝やかせてあげることが親の義務なのです。そのためには、子どもの良いところをいっぱいいっぱい見つけてあげましょう。そして褒めてあげましょう。そうすれば間違いなく、輝きを増します。そう、我が子が一番!それで良いのです。