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親バカでいい 第19話

20、「子どもの手本となる親になる」 良く、子どもは親の背中を見て育つと言います。だから、良い子に育って欲しいと願うなら、まずは親が良い大人にならなければなりません。それも子どもと一緒でないときも日頃からきちんとしなければなりません。でないと、思わぬところでボロが出てしまうからです。かつての僕はひじょ〜うに短気でした。今はそれじゃいかんとなって、だいぶ我慢出来るようにはなりましたが。それでもまだまだ未熟な僕はふとした時に暴言を吐いてしまうことがあります。例えば、以前、急いでいる時に、トロトロ走る前の車に向かって、思わず、「何っ、トロトロ走っているんだよ!このバカ野郎!」と子どもが同乗しているにもかかわらず、車の中で叫んだ時がありました。しばらくして、同じようなシチュエーションにまたまた出くわしてしまった時、何と僕より先に小さな息子が、「バカ野郎!さっさと行けよ!」と暴言を吐いたのでした。咄嗟に僕は、(あちゃー!)と思いました。僕の真似をしたんですね。そんな汚い言葉を吐いた息子を咎めることは出来ません。本当に猛省した僕でした。 子どもは本当に親を良く見ています。本当に良く見ているのです。ですから、親が手本となるような言動を日頃から心掛けることは、本当に大切なことなのです。 今は成人した娘がまだ小さい時に近所の馴染みのラーメン屋さんなど入ると帰る時は必ずお店の人に向かって、「ごちそうさまでした!また来るねえ!」というのが常でした。これはもっと小さい時から、僕や家内が必ず「ごちそうさまでした!」と言って店を出て行く姿を娘がいつもそばで見ていて、きちんと言葉が話せるようになってから真似たものでした。 こんな些細な、しかも常識的なことでも親は意識して子どもに手本として見せることを常日頃から心掛ける、そんな親でありたいと思います。 子どもを見れば、その子の親が見えるとは良く言いますが、まさに子どもは親のコピーで始まるのです。


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