親バカでいい 第5話
6、「子は親の師であり、親は子の師であれ」 子どもが生まれたからと言ってその日から、いきなりその人が親になれるわけではありません。 まずは、子どもがその大人を選んでくれたときから、選ばれた大人の方も親になる自覚が最低限必要となります。 そして子どもが誕生し、そこからは日々の子どもとの接し方となります。自分の子育てを振り返り、前述したように、“子どもにごめんなさい”と言えるようになれた自分を思うとき、親になるには子どもから学ばさせてもらったことのほうが実に多かったことに気付かされます。子どもに感謝しきりです。 “子は親の師であり、親は子の師であれ” 子育ての最中、子育てに関して様々な問題にぶち当たり、親は悩み、迷い、時に真っ暗にもなります。が、そんなときも子どもはいつも親の味方でいてくれます。そして暗闇に光を注いでくれるのです。 実は子どもこそ、親が親になるための親のような存在なのです。