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親バカでいい 第1話

娘の小学校のPTA会長を5年、保護司を6年、そして昨年9月からスタートしたロカビリー・キッズ・ツアーと、僕なりに子どもたちと関わり、子どもたちから学んだことをこの『親バカでいい』の頁では書かせて頂きます。 1、「子どもは親を選んで生まれてくる」 あれは僕がPTAの会長になったばかりのときでした。あるお母さんから、「子どもって、空の上から神様に“あのお家の子になりたい”って生まれてくるんですって」と聞いて、えらく感心したのを覚えています。 今、僕の娘はギターを掻き鳴らしながらロカビリーを歌っています。最近、自分が何故この家に生まれてきたのかが良くわかったと僕と嫁さんに言います。親として嬉しい瞬間です。 一方で、自分の親から虐待を受けたり、殺されてしまった子どもたちのニュースもあとを絶ちません。空の上からあのお家に生まれたいとやって来たのに…。どうにもやるせない気持ちでいっぱいになります。その子の身になると涙が溢れて止まりません。辛かっただろうに。苦しかっただろうに。 だから、親は絶対に子どもを大切にしなければならないのです!誰よりも愛さなければならないのです!何故なら、少なくとも子どもは親を慕い、この世に生まれてくるのですから。 2、「親は子どもを溺愛する義務がある」 子どもに選ばれた親として、親は子どもを溺愛する義務があると僕は思います。選んでくれた子どもに対し、100%の愛で報いることは当然のことだと思うのです。それが親によっては不器用な形であろうと、山あり谷ありであろうと、そんなことは構いません。とにかくいつも正面から子どもと向き合う姿勢が大切だと思います。昔、テレビドラマの台詞でこんなものがありました。 「自分の子どもを甘やかせて何が悪い?親しか自分の子どもを甘やかせないだろ!」と。 甘やかすという台詞を、叱るや褒めるに変えてもこの台詞は立派に成立するフレーズです。親が常に子どもと正面から向き合う姿勢を取れれば、時に甘やかすことも子どもの成長には大切なことだと僕は思います。


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